死因が肺炎球菌だった父を家族葬でみおくりました

高齢になると、免疫力が低下するのでインフルエンザや肺炎球菌を予防するワクチンをうつことを行っていました。

軽度の半身不随になったものの、家でリハビリを

f:id:haienn:20160622181707j:plain

家族葬という形態の葬儀方法を選びことに

父は70歳のときに脳梗塞で倒れたものの、すぐに病院に運んで手術が成功したので、軽度の半身不随になったものの、家でリハビリをしながら生活することができました。

毎日、無理のない範囲で体を動かしたり、歩くようにしたことで、脳梗塞で倒れた直後よりも自分の意志で体を動かせるようになりました。脳梗塞で倒れてからは、本人だけでなく家族も健康には人一倍、気を使うようになり、父親に定期的に健康診断を受けるように促したり、栄養バランスのとれた食事をとるように工夫するなど家族一丸となって協力していました。

死因は肺炎。父の寝顔はまるで眠っているよう

高齢になると、免疫力が低下するのでインフルエンザや肺炎球菌を予防するワクチンをうつことを行っていました。しかしその後、風邪をこじらせて肺炎になってしまい、父はそのまま亡くなってしまいました。85歳という年齢だったので大往生だと言われましたが、いくつになっても父が亡くなるというのは寂しいものです。死因は肺炎をこじらせたことでしたが、父の寝顔はまるで眠っているように穏やかだったことが救いでした。父は普段から派手なことを嫌う人で、葬儀も家族葬にしてほしいと生前から話していました。

高齢になったことで親戚付き合いもほとんどなくなり、数少ない親戚も高齢であり遠方に住んでいるので、わざわざ葬儀のために来てもらうのも大変だということになり、家族葬で父をみおくることにしました。

ご近所でも、さいきんは家族葬を行う人が増えていたため、家族葬という形態の葬儀方法を選びことに、何の抵抗もありませんでした。葬儀の流れは今までの葬儀と同じでしたし、参列者が家族だけなので気を使う必要がないことが良かったです。父が好きだった音楽を流して、父が眠る棺を囲みながら家族で思い出話をしました。家族の中心だった父が亡くなったことで、胸がぽっかり空いたような気持ちがしました。まだ父を失った悲しみを抱えていますが、少しずつ時間が癒してくれるだろうと考えています。